明日も今日がいい

目標。本を出すこと。の私が出逢った言葉たち。

わたしたちなりの兄妹愛

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はじめます。はじまります。

”みい”です。

 

先日、兄の結婚式に行ってきました。

 

わたしはわりと非情で、結婚式で泣くことはほぼありません(笑)

自分の結婚式で、出席者が泣いているのに涙が出ず、もはや焦っていたような奴です。。。

 

兄の結婚式でも、もちろん、泣かなかったのですが、

心がぐっと。ややうるっと。した言葉があったので書いておこうと思います。

 

 

『自分は、ずっと幸せになるというのが夢でした。』

『でも、今日結婚式をしてみて、

自分はもう幸せだったんだと、夢が叶っていたんだと思いました。』

『今後はこの幸せを妻と共に続けていくことが夢です』

 

たしか、こんなふうなこと。

 

他の人が聞くと、そんなに大層な言葉ではないのかもしれないけれど。

唯一の兄妹からすると、すごく、納得だった。

 

 

わたしと兄は小学生の頃こそ仲が良かったけれど、

思春期を迎え、兄が大学で県外に行ってからは年1くらいしか会わず

他人よりも他人くらいの仲です(笑)

 

それでも、やっぱり兄妹なんだな。って

その話を聞いたときに思いました。

 

 

わたしの家庭は、お金持ちというわけではないけれど

それなりに不自由なく育てられ、大学まで行かせてもらいました。

ただ教育熱心な親だったから、厳しめに育てられたり、わりかし過保護だったりして。

 

なんとなく、それが窮屈で息苦しいこともあった。

だから兄も私も反抗期が長かった気がする。

 

それは、大人になった今でもまだ少しあって、

なんとなく親に弱いところを見せれなかったり、常にいい子で、出来る子でいなきゃいけないような気がしてしまったりすることがある。

 

 

そんな環境に、不満をもっていたこともあった。逃げたいと思うこともあった。

だから兄も、『幸せになることが夢』と思っていたのかな、と思う。

 

でも、結婚式という自分の人生を振り返る機会に、

自分のこれまでをふり返ると、『幸せだった。幸せだ。』と思ったんじゃないか、と。

 

 

教育に惜しまずお金をかけてくれたこと

教養や常識を教えてくれたこと

過保護で心配性だけど自分たちが選んだ選択は必ず応援してくれたこと

いつだって味方でいてくれたこと

そのおかげで今、たくさんの大切な人と素敵な関係を築けていること。

 

全部ぜんぶあたりまえではなくて、『幸せ』なんだ。と。

 

 

たぶん初めて見る、兄が泣いている姿を見ながら。

泣きはしない妹だけど。

なんとなく心は繋がっている気がしたな。